Psyche

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日常の1ページ〜テラかっこいいアレ〜

 これから始まるお話は、とある日の小さな小さな出来事です。
・・・というよりもほぼ毎日起こっている、そんな出来事。

―― 天空世界ファンタジア
 自然豊かなこの世界に暮らすのは、神様や天使、そして蝶の羽を持つ少女たち。

 ある日のこと。
仕事を終えたチェリーは少し疲れた面持ちでルシファーの部屋に戻ってきました。
ゆっくりとドアを開けるとそこには・・・?

  
チェリー 「・・・なぜオーディン(様)がここにいる。」
オーディン 「むふーん♪おかえりチェリー!」
チェリー 「貴方に出迎えられても全然嬉しくない。大体、何故いる。」
オーディン
 
「ルシファーに用があったのだが留守だった!
 だから勝手に邪魔させてもらったぞ!」
チェリー 「邪魔だ、帰れ。」
オーディン 「断固拒否する!私はこの椅子からもう離れんぞ!!」
チェリー 「ってそれはルシファー様愛用のマッサージチェアだ!どけ!」
エーデルワイス 「あ、チェリーちゃん〜♪」
チェリー 「エーデルワイス!さっさとコイツを持ち帰れ・・・!」
エーデルワイス 「えー?でもでも、せっかくお土産でショートケーキもってきたですよ〜♪」
チェリー 「ショートケーキ・・・(ルシファー様の大好物・・・)ゆっくりしていい。」
エーデルワイス 「えへへ、ありがとうです!」
ルシファー 「こら、ショートケーキで釣られるな、チェリー。」
チェリー
 
「はっ、ルシファー様!
 す、すみません、ルシファー様の大好物でしたので・・・」
オーディン 「おぉルシファーやっときたか!待ちくたびれたぞ!」
ルシファー 「どこがだ、私のマッサージチェアを満喫していたくせに。」
オーディン 「はっはっは!まぁ固いこと言うな!」
チェリー 「ところで、ルシファー様に何の用だ。」
オーディン
 
「そうだ思い出した!私のマントをしらないか?昨日エーデルワイスに
 クリーニングに出してもらったのだがどこかに行ってしまったのだ!」
ルシファー 「は?それならばエーデルワイスが知っているのでは・・・」
エーデルワイス
 
「それが同じときにチェリーちゃんとお洗濯していたですので
 チェリーちゃんの所にまぎれちゃったかもなのです〜!」
チェリー  「マント・・・白くて、青いラインの入った・・・?」
オーディン 「あぁそうだ!その白くて青いラインが入ったテラカッコいいやつだ!」
ルシファー (テラカッコいい・・・?)
エーデルワイス 「あ、やっぱりチェリーちゃんの所に紛れてるですか?」
チェリー 「それなら・・・先程裁断してテーブルクロスにした。」
・・・
オーディン 「なんだとぉおおおおお!!!???」
エーデルワイス 「あららーそれはしょうがないですねー。」
チェリー
 
「見覚えのない丁度良い白い布だった。
 だからテーブルクロスに最適だと思った。」
オーディン 「おっおま・・・!あれは私の特注品で1着50万ヒラリするんだぞ!!」
チェリー 「あ、すみません。」
オーディン 「ルシファー!弁償するのだ!私のマント代50万ヒラリだ!」
ルシファー 「別にいいだろう、マントがあってもなくてもお前の残念さは健全だ。」

相変わらずオーディンは残念です。笑
今回は前回・前々回登場していなかったチェリーとルシファーを投入です^^*
この二人は本当にほのぼのしていますね〜!
ショートケーキにはチェリーもルシファーも弱いのです。
なんだかオーディンを入れるとどんな話もオーディン中心になってしまいます;
おかげでエーデルワイスがおまけ状態です。笑
恐るべし、オーディン様・・・。
というよりもオーディンの上着はマントっぽい上着であってマントじゃないですね!笑
ちなみにヒラリという単位は蝶々が飛ぶ「ヒラリヒラリ」の
イメージでインスピレーションでつけました^^笑
(日常話が書く度に長くなっていく・・・。)